サハリン旧日露国境を訪ねる
北海道の北に、かつては樺太、いまはサハリンと呼ばれる大きな島がある。
現在はロシア領だが、南半分が日本領だった戦前は約40万人の日本人が住んでいた。
中央を東西に走る北緯50度が国境だった。
戦前は人気の観光地であり、有名女優の亡命の地でもあり、終戦直前はソ連軍が押し寄せた戦場でもあり、今は、日本時代の工場の遺跡だけが、往時の姿をしのばせる。
国境とは、国とはなんなのか? かつての「陸の国境」から問いかけるルポ。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:6200文字/単行本換算で9ページ】
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