こんなはずじゃなかった復興
宮城県石巻市雄勝(おがつ)町では、津波で壊滅した町中心部にいま、130億円をかけ高さ9・7メートル、延長3・5キロの防潮堤を築く計画が進む。
津波をかぶったまちの跡は、災害危険区域に指定され、もう人は住まない――。
莫大な資金を投じた復興計画がかえって地域住民の軋轢を生み、人口減を誘発するといった事例が増えている。
東日本大震災からまもなく5年。
人口が激減する三つのまちから「復興」を考える。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:7200文字/単行本換算で10ページ】
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