2013年10月9日、革命家、チェ・ゲバラの末弟、フアン・マルティン・ゲバラは、長兄が殺されたボリビアの村を初めて訪れた。<br />この日はゲバラの命日で、村人はゲバラの像にろうそくを捧げ、病気の快癒を祈り続けていた。<br />この村でゲバラは「聖者」扱いされており、遺体の写真がキリストの受難像のように飾られていた……家族や幼なじみ、娘の口から語られる、希代の革命家の等身大の姿。<br />緻密な現地取材をもとにした「ゲバラの実像」シリーズ、好評第2弾!