「腎臓の状態が悪い。<br />このままでは、3年以内に透析です」。<br />1990年に奈良県に住んでいた女性(49)は医師の言葉に混乱しました。<br />検査の結果、腎臓の「糸球体」に、体の粘膜を外敵から守る「免疫グロブリンA(IgA〈アイジーエー〉)」というたんぱくが付着していました。<br />悪化すれば腎不全になり、命にもかかわると聞いて、目の前が真っ暗になりました。<br />「患者を生きる」腎と泌尿器シリーズ。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:5536文字/単行本換算で10ページ】