15年の叫び
「この事件は、日本の治安維持のために、どうしてもやらないとダメな事件だ」。
捜査幹部の一人はつぶやいた――。
1997年、東京・渋谷で起きた「東電女性社員殺害事件」。
強盗殺人罪で無期懲役が確定していたネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ元被告に対し、2012年6月7日、東京高裁は再審を認める決定をした。
確定判決を覆したのは、DNAに基づく新証拠。
有罪判決はなぜ下されたのか、捜査や裁判に問題はなかったか。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:4069文字/単行本換算で7ページ】
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