「立ったまま死んでいた」
太平洋戦争末期、東京で米軍の大空襲を経験した80代の男性は、1945年6月、故郷の鹿児島に向かった。
それまで大規模な空襲は東京などの大都市に限られていて、米軍の標的が地方都市に移ろうとしているとは思いもしなかった。
男性は実家のある鹿児島市で空襲に遭う。
近くにある防空壕で、家族を含む40体ほどの遺体を見つける。
「みんな青白い顔で、立ったまま死んでいた」という。
空襲体験者の声を聞いた。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロンテンツです。
【文字数:5400文字/単行本換算で8ページ】
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