「僕は兵隊に行っても役に立たない」
「放浪の天才画家」などと呼ばれたこともある山下清(1922-1971)は東京・浅草で生まれ、千葉県内の施設などで育った。
徴兵検査では目が悪いふりをしながら「僕は頭も悪いし字も読めない」などと説明、知的障害を理由に不合格となる。
戦後の作品「大東亜戦争」(1949年)では、米軍の星条旗が無傷なのに日本軍の旭日旗は破損。
戦争への嫌悪感を作品ににじませる。
そんな山下清の戦争を考えてみた。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:5100文字/単行本換算で7ページ】
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