2011年3月11日、大津波に襲われ、岩手県立大槌病院の周囲は海になった。<br />ここは災害時、2次救急病院として患者の受け入れ施設になるはずだった。<br />孤島と化した病院。<br />患者の命を背負う医師や看護師たちには、日頃から避難訓練が課されていなかったという。<br />想定外ではすまされない医療現場の防災管理。<br />震災の教訓をどう活かすべきか。<br />被災した医療現場から今、問う。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:7864文字/単行本換算で14ページ】