シーズン最終144試合目までもつれ込んでの決着――。<br />2010年のプロ野球パ・リーグは、ソフトバンクがまれに見るデッドヒートを制した。<br />最終盤、ファンが赤いものを身にまとい奇跡を信じれば、小久保、松中らが驚異的な活躍で応えた。<br />残り6試合から首位・西武との絶望的な3・5ゲーム差をひっくり返しての栄冠。<br />球史に残るドラマはどう紡がれたのか。<br />今季の象徴的なシーンとともに振り返る。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:8280文字/単行本換算で14ページ】