「弱さ」こそ日本の十八番だった
日本は弱点だらけだったからこそ、それを巧みに強さへと変換し、勝負してきたはずだった。
だが、いつの間にか弱さを認めず、それを必死に隠しながら、耳障りのいい強く威勢のある言葉を口にすることが増えてしまった。
この国は、我々は、弱さが強さにつながることを忘れていないか。
いつまでも「みんな同じが幸せ」と思い込んでいないか。
未だに経済的な成長ばかり夢見ていないか。
「敗者の想像力」を失っていないか。
弱いという事実に向かい合うことから、逃げてはいないだろうか。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:10599文字/単行本換算で18ページ】
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