安倍政権が「特定秘密保護法」の整備を急いでいる。<br />背景にはどんな動きがあるのか。<br />知られては困る、安全保障上の「特定秘密」とは何か。<br />なぜ「厳罰」を盛り込むのか。<br />沖縄の基地、核・原発関連の「秘密」が増大し、情報公開はより不透明になるのではないか。<br />公務員は口をつぐみ、メディアの取材活動は制限されないか。<br />戦前のように、「法の拡大解釈」が市民の自由を奪うことはないのか――。<br />公権力の「情報隠し」と国民の「知る権利」の今後を見据え、この「法案」をめぐる疑念や懸念を多角的かつ詳細に読み解く。<br />