エリート官僚は2度負けた?
解説 「ピカイチ」と期待されながら原発政策に異を唱え、行動した官僚がいた。
最初は「核燃をやめたい」との電力業界幹部の本音を聞いた資源エネ庁時代、使用済み核燃料の再処理事業にかかる膨大な費用を疑問視した。
その資料「19兆円の請求書」が公になると上司は豹変、経産相や青森県、業界原発部門の怒りを買った。
退官して6年、福島原発事故後に民主党政権から声がかかり、再び「核燃料サイクル施設の中止」「2030年代に原発ゼロ」を目指したが……。
安倍政権が再稼働を急ぐいま、バイオベンチャーの現場からエネ政策をめぐる国民的議論の必要性を訴える。
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