日本初のインターネットプロバイダーであるIIJの船出は順風満帆なものではなかった。<br />大企業からの出資は断られ、銀行の融資も得られず、しかも郵政省(現総務省)はいつまでたっても事業認可をしない。<br />何度も資金繰りに追い詰められ、それでも夢物語だったインターネットを日本に根付かせた鈴木幸一社長がその奮闘を振り返る。<br />