超高齢社会を突き進むニッポン。<br />介護業界はまさにバブルの真っただ中にある。<br />相次ぐ大型の企業合併や買収には、「ファンド」や介護ビジネスに参入してきた新興勢力が顔をのぞかせる。<br />「介護を成長産業に」という安倍政権はかけ声は大きいが、結局得をするのは事業者ばかりではないのか。<br />効率最優先で、「償却切れ」の入居者たちは追い出され、低賃金のままの働き手は疲弊して施設の体制は貧弱になっていく。<br />迷路の出口は、どこにある?