ネットスパイ大国アメリカ
米国家安全保障局(NSA)による情報収集が、米国の威信を揺るがし続けている。
世界中のデータを集め、同盟国の通信の傍受さえ明らかになった。
朝日新聞はNSAで通信傍受に携わった元職員6人にインタビューし、ほぼ全世界のネット利用者を対象とした諜報活動の全貌をつかんだ。
世界各地から発信されたデータの約8割が北米を経由するという「地の利」を活かし、「プリズム」「アップストリーム」「エックス・キースコア」という3つのプログラムを駆使したデータ収集・分析の手法、全世界の通信データ100年分を保存できるというNSAのデータセンター、NSA本部内にあるという極秘チーム、そして米軍のサイバーコマンドなど、世界の情報秩序を揺るがし始めた米国の暗部をレポートする。
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