いったい、誰が、何のために……。<br />謎が多ければ多い事件ほど、人は真実を知りたくなってしまう。<br />轢死遺体で見つかった国鉄総裁の最期を知る人、鮮やかに3億円を奪い去った偽警察官、そしてあまりにも有名になってしまった「キツネ目の男」。<br />彼らはいま、どこでどう過ごしているのか。<br />あるいは、そもそも本当に存在していたのか。<br />「事実は小説より奇なり」を体現するかのような、そんな昭和の未解決事件を再び訪れて見えたものとは。<br />(年齢、肩書は掲載時のものです)