極めて短期間のうちに、世界2位の経済大国に駆け上がった中国だが、民間の貸金業が規制される中で広がった「民間借貸」など、銀行以外の貸し出しの額は、GDPの8割を超えた可能性が指摘されている。<br />これが事実であれば、その規模は700兆円以上にも達し、日本のGDPをも軽く超えていることになる。<br />「影の銀行」が支える「泡沫(中国語でパオモー)」は、いつ、どんな形ではじけるのか? 過熱するマネーゲームの影で堆積するリスクを抉りだすルポ。<br />