8億人の選択
約8億人の有権者を抱え、「世界最大の民主主義国家」と呼ばれるインド。
2014年4月7日から始まり、一カ月以上にわたって投票が続く総選挙の行方が、全世界から注目を集めている。
5月16日の開票で、10年ぶりの政権復帰が予想されている最大野党・BJP(インド人民党)が、タカ派的な軍事・外交政策、イスラム教徒への敵対的な姿勢で知られており、経常赤字からくる物価高騰など、経済情勢も予断を許さないからだ。
年間の所得が5千ドル(約50万円)を下回る低所得層が総人口の8割を占めるなど、経済成長の影に隠れた貧困問題も深刻だ。
総選挙後のインド政治の課題を見通すルポ。
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