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袴田事件48年目の「無実」

逮捕から48年。
「自供」させ、DNA型鑑定の結果まで否認するなど、捜査機関と裁判官はなぜ暴走したのか。
死刑判決の再審再開と釈放を決定した静岡地裁は、「証拠は捏造の可能性」と踏み込んだ。
一方、死刑確定から約33年間も独房で過ごした「死刑囚」は、執行の恐怖におびえ続けて精神を病み、現在は認知症も進んでいるという。
一市民の半生を奪った責任は誰がとるのか。
日米の冤罪への取り組みを紹介し、人権侵害も視野に、捜査や裁判のあり方、間違ったら取り返しのつかない死刑制度の存廃について問う。




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