「カッコよければ、全然アリ」。<br />男装アイドルグループに夢中になる10代女子には屈託がない。<br />それどころか、自らも男装を楽しむ女子も増えている。<br />一方、そこまで無邪気にはなれず、社会からも受け入れられにくい女装男子は悩ましい。<br />男女の境界があいまいになる中、同性愛指向でもなく、性同一性障害でもなく、純粋に異性の装いを楽しみながら、現実と妄想の世界を行ったり来たりする若者たちに迫る。<br />