ジャイアント馬場もアントニオ猪木も、まだまだ元気だった20年前。<br />岩手県出身の若者が、東北地方を拠点とするプロレス団体を旗揚げした。<br />若者の名は、後に覆面をしたまま岩手県議も務めたザ・グレート・サスケ。<br />度重なるケガや所属選手の大量離脱、政界進出、団体の経営難など幾多の困難はあったものの、「みちのくプロレス」は今も脈々と東北に息づいている。<br />「東北の伝統芸能」を目指し、今日も闘うサスケとみちプロのいま。<br />