不器用すぎる自分を受け止める
シンさん(24)は人付き合いが苦手だ。
早口だが声に抑揚がなく、あまり人と目を合わせず、愛想笑いもしない。
大学卒業後、2度就職したが、続かなかった。
今も就職活動中だ。
人と関わるのが苦手。
周囲の感情に無頓着、興味の範囲が狭い――「発達障害」と呼ばれる障害のことを知って、自分に対する考え方が少し変わった。
「発達障害でなく発達凸凹だ、って。
ある部分が他の人よりへこんる分、他の部分は優れてる」。
社会生活が苦手な自分に、大人になってから気づいたら、その後どう生きればいいのか? シンさんの紆余曲折を、10カ月にわたり見守ったルポ。
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