第2次大戦中、日独伊軍事同盟に基づき、ドイツと日本の間を潜水艦が行き交った。<br />海軍の要人や技術者、機密資料の輸送に使われたのだ。<br />4隻のUボートがドイツから日本へ、5隻の日本の潜水艦が日本からドイツへ往復を目指したが、極秘任務を無事に果たしたのは、それぞれ1隻ずつだった。<br />旧海軍の潜水艦拠点だった呉港を起点に、第2次世界大戦の秘められた記憶をたどった。<br />