富士山は世界文化遺産にふさわしいか
富士山が世界文化遺産に登録されて、2014年6月で1年を迎えた。
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会からは、文化的な価値を伝えるための情報戦略や、適正な登山者数の維持などを勧告されており、諮問機関のイコモス(国際記念物遺跡会議)は、開発が進んだ富士山周囲の景観に厳しい視線を注いでいる。
周囲の自治体では、派手な色の看板を塗り替えたり、商業施設のデザインを変更したり、富士五湖のモーターボートや水上バイクの規制に乗り出すなど、対策に追われている。
毎年のように死者を出している「弾丸登山」や、登山マナーの向上など、課題は山盛りだ。
果たして富士山は、世界文化遺産にふさわしい存在になれるのだろうか。
関係者の努力を追った。
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