「(米国との)軍事同盟は血の同盟だ」――集団的自衛権行使容認・解釈改憲をめぐる安部首相の一連の発言には、立憲主義を軽視する重大な欠陥があるのではないか。<br />なぜ戦争に加担する危険性を語らないのか。<br />想定する有事、限定容認論に説得力はあるのか。<br />時の政権の判断で改憲し、自衛隊と国民が「血を流す」可能性にどんな国益があるのか。<br />本当に現行憲法では「国民の命」が守れないのか。<br />反戦平和をうたう公明党・創価学会はどう動くのか……。<br />首相の主張のマヤカシを子細に検証し、真の狙いを解き明かす。<br />