死刑囚は見た
地球は広く、価値観はさまざま。
そんなことを思わせるのが、「罪と罰」をめぐる世界の事情だ。
ルーマニアでは、「魔女」がいまでも力を持ち、芸能人や政治家も巻き込んだ大スキャンダルに発展、人気魔女が逮捕された。
イランでは結婚に必要とされる高額の「結納金」を払えない男性が刑務所に送られる事例が急増している。
イスラム教の聖地メッカでは、出稼ぎにきたインドネシア人家政婦が多数死刑判決を受け、斬首刑になった女性もいる。
ドイツの刑務所では、社会にとって危険とみなされた元犯罪者を刑期終了後も収容する「保安拘禁」という制度が、さまざまな批判にさらされている。
人は何を「悪」とし、何を裁くのか。
人間存在の根源を問う徹底ルポ。
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