詰め込み、軍隊式管理、教師と児童生徒の不平等な関係、そして英語など、グローバル化時代に対応した教育内容の不足――こんな教育の現状に疑問を感じ、中高一貫校や名門校など、めぐまれた環境にありながら、高校を卒業してすぐ海外の大学に進学したり、小中高校生のうちに留学する子どもたちが増えつつあるという。<br />何が彼らをそうさせたのか? 「捨てられる」日本教育の現状を問う。<br />