収容所半島
北朝鮮の人権問題に、国際社会の注目が集まっている。
2013年5月に設置された国連の北朝鮮人権調査委員会が、2014年2月17日、最終報告書を公表した。
政治犯収容所における処刑や虐待、飢餓など、北朝鮮政府による組織的で広範囲な人権侵害を認め、日本人拉致問題にも触れた。
報告書によれば、北朝鮮の現状は「世界最悪の人権状況の一つ」とされ、政治犯収容所に収容されている合計8万?12万人もの政治犯は、拷問や強姦、餓死などにより、ナチスのユダヤ人収容所にも匹敵する最悪の状況に置かれ、過去50年間に、数十万人が死亡したという。
最終報告書の要旨を交え、調査の過程で浮かび上がった残虐な抑圧体制の実態を紹介する。
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