疑惑の札束
ロンドン中心部に位置し、世界の37%を占める為替取引が行われる世界最大の金融センター・「シティー・オブ・ロンドン」、通称「シティ」は、1世紀にローマ人が築いたのが始まりとされ、イングランド銀行やロンドン証券取引所、そして周辺地区も合わせて500もの民間金融機関がひしめくロンドン市内の自治区だ。
米ウォール街と並び称される金融の中心地だが、2012年にはロンドン銀行間取引金利(LIBOR)不正操作事件の発覚があり、それ以外にもケイマン諸島、バージン諸島などのタックスヘイブン(租税回避地)関連の取引など、その実態には、常に「不正」の影がつきまとう。
現地取材を元に、ほとんど知られていないその内側を覗くルポ。
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