記者はなぜ現場からいなくなったのか
原発事故直後、情報が錯綜するなか記者は被災現場周辺にいた。
日増しに被曝の危険性は高まり、朝日新聞社はチェルノブイリ事故を参考に原発30キロ圏内から退避するよう記者に命じた。
反発する記者もいたが、圏外からメールや電話で取材した。
食料も情報も届かない被災住民は怒り落胆した。
現場か、安全か……多くの朝日新聞記者の取材活動をたどり、11年7月の「原発ゼロ」社説掲載までの長い経緯と激論を紹介しつつ、原発と報道の責務を詳しく検証する。
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