知的障害者だって地域で暮らしたい
知的障害者は長い間、地域社会から隔絶された場所で生活を送ってきた。
在宅生活が難しい場合、多くが入所施設へ移り住む。
施設は郊外に建てられることが少なくなく、その後の人生は、施設周辺の狭い地域で過ごすことが常態化していた。
しかし、適切な支援があれば、地域で暮らせる人もいる。
そんな人たちのために設けられるのが、一軒家やアパートなどを活用したグループホーム(GH)だ。
自由時間が取りづらく相部屋もある入所施設と違って、プライバシーも確保され、常駐職員もサポートする。
GHへ移り住むことによって、生活に張りが出て、前向きの人生を送れるようになった例も多い。
しかし、地域住民の理解を得られず、設置が頓挫することもある。
知的障害者の生活向上と地域住民の懸念は、どうバランスさせればいいのか? 山形県の事例を追った。
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