国境を越えた車エビ
国際交通網の発達と低コスト化で、今まで国内だけだった九州の産業の顧客が、世界に広がり始めている。
熊本県の車エビは、水揚げの翌日には香港のレストランの食卓に並び、食通の舌をうならせる。
大分県の山々には、韓国各地からのべ3万人の観光客が押し寄せる。
立命館アジア太平洋大学と九州大学は、海外からの学生の誘致に力を入れ、留学生数はそれぞれ国内4、5位だ。
そして若い人材が豊富なことに目をつけ、グミ、レベルファイブなど大手ゲーム開発会社の進出も続く。
福岡市から韓国・釜山まで約210キロ、アジアの「玄関口」としての地の利を活かし始めた九州の発展力を活写する。
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