車上生活2年で気持ちすさんだ
さいたま市の50代男性は、生活保護を受けるまで2年ほど、車上生活だった。
設備会社の職人だったが仕事が減り、数年前に警備のアルバイトを始めた。
帰宅しても寝るだけ。
家賃を払うのが惜しくなった。
着替えや身のまわりの物を軽ワゴン車に積んだ。
ふだんは車内で眠り、疲れている時だけネットカフェに泊まった。
「自ら車上生活を選んだのですが、どんどん気持ちがすさんでいきました」――。
200万人超の生活保護受給者の後ろに、膨大な「隠れた貧困層」がいる。
安心して暮らせる手立てはあるのか。
実態と解決への方向性をレポートする。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:5700文字/単行本換算で8ページ】
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