はしか感染11年後に脳炎
生後8カ月の時にはしかにかかった少年。
幼稚園のころから英会話や野球を始め、小学生になるとさらにサッカーや絵画、アルトサックスにも取り組んでいた。
はしかの発症から11年近くたった2008年秋、両親は「異変」を感じ始めた。
野球の動作に切れがなくなり、2桁の割り算が解けなくなり……。
「何が起きているのか」。
かつてかかったはしかのウイルスが体の中に潜んでいて、何かのきっかけで脳に入り、炎症を起こす「亜急性硬化性全脳炎」。
脳が萎縮して、やがて寝たきり状態になる難病と診断された――。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:5600文字/単行本換算で8ページ】
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