創業以来赤字が続き、一時は廃業の瀬戸際に立たされた九州・佐世保のテーマパーク・ハウステンボス。
2010年に旅行会社のエイチ・アイ・エスが買収し、同社創業者の澤田秀雄氏が経営の陣頭指揮を取り始めると、翌年からいきなり黒字決算、その後も、成長を続けている。
創業時の経緯から続いた「欧風らしさが求められているとの思い込み」から脱し、人気アニメとのコラボ、光、音楽とショー、ゲームなどをテーマとした「王国」と呼ばれるユニークなイベント、宝塚歌劇団の向こうを張った歌劇団の設立、そしてロボットが接客する「変なホテル」の開業など、「ほかにないもの」を追い求めたユニークな経営手法をレポートする。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。