かつてイラク・サマワなどに派遣された自衛隊。<br />当時、政府は「非戦闘地域の安全な場所に派遣する」と説明していたが、実際には危険と隣り合わせの場面もあった。<br />ある祝賀式典で、自衛隊を警護していた豪州軍と反米武装勢力が銃撃戦を展開、群衆が「ノー・ジャパン」などと叫びながら押し寄せ、ある自衛隊員は「みんな右往左往していた」という。<br />現在、安全保障をめぐる議論が盛んだが、この時の自衛隊イラク派遣について考えた。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />