貧困化する大学
「大学は本当に貧困になっている」。
ノーベル医学生理学賞を受けた大隅良典・東京工業大栄誉教授は憂慮する。
国から国立大学に支給され、自由に研究に分配できる運営費交付金は、国立大が法人化した2004年度から16年度までに、1割強にあたる約1470億円も減少。
私立大に対する補助も15年度、44年ぶりに運営費全体の1割を切った。
こうした苦境を受けて、各大学は、資金獲得のためにさまざまな努力をしている――。
「研究費」をめぐる現状を神奈川県から報告します。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:5900文字/単行本換算で9ページ】
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