日銀が2013年に始めた「異次元緩和」は約4年半に及ぶ。<br />低金利が続き、株価や不動産市況は堅調だが、景気回復の実感はなかなか広がらない。<br />2018年4月には、黒田東彦総裁の任期切れを迎えるが、緩和の「出口」はいまだ見えない。<br />異次元緩和で金融・資産市場で何が起きているのか。<br />5章でお伝えします。<br />