都営地下鉄大江戸線の構想が始まったのは、1968年。<br />西新宿を起点に、汐留や麻布十番、下町をぐるっと回って、練馬までつなげる「6」の字のルートには、副都心を育て、既存の路線と交差させることで、東京の鉄道網を充実させる目的があった。<br />全線が開通したのは、2000年。<br />その間に、新宿を始めとする大江戸線沿線は大きく発展、様変わりした――。<br />「駅」からたどる大人気鉄道ルポ「各駅停話」。<br />今回は東京の大江戸線を取り上げます。<br />