テレビの選挙報道はどうあるべきか――。<br />2017年2月、NHKと民放でつくる第三者機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)がこうしたテーマで意見書をまとめ、公表しました。<br />放送局への監視の姿勢を強める政府を牽制(けんせい)するとともに、政治的公平性への過度の配慮から「挑戦的な番組が目立たないことは残念」と局側に苦言を呈し、叱咤(しった)しています。<br />なぜこうした見解が投げかけられたのか、関係者はどう受け止めたのか。<br />4章でお伝えします(2017年2月の記事をまとめました)。<br />