満州の月と星
「考えてみればみんな、国にだまされていたんです。
私たちは国が宣伝するように、満州を本当に理想の国にしようと思って行ったけれど、本当の国の狙いは満州を属国にしようとしていたんです。
そして、仕事を持たない日本人を、どんどん送り込もうとしていた。
全部が間違っていたんですよ」――。
動乱の満州を生き抜き、帰国後も残留孤児支援や戦争体験を語り継ぐ運動に取り組んだ故三田照子さん(取材後の2017年4月死去。
享年98歳)に、筆舌に尽くしがたい体験と、平和への思いを語っていただいた、ロングインタビューの後編です(約2万7000字)。
更新中です。しばらくお待ちください。