民間主導の宇宙開発新時代
冷戦時代、米国と旧ソ連による競争で激化した宇宙開発だが、2000年頃から、起業家を始めとする民間主導の動きが先行するようになった。
月面探査の国際レース(※)、高度100キロの「カーマン・ライン」を目指す「スペースプレーン」、安くて小さなロケットの製品化への動き、小型衛星から打ち出す、「人工流れ星」、月の極地に眠るとされる水資源の活用を視野にいれた月面への再度の本格探査計画……。
人類史の新たなページをめくりつつある宇宙開発の動きを追いました。
※Xプライズ財団による月面探検レースは2018年1月に中止が発表されましたが、それについて報じた本書第1章の記述は2017年11月時点の事情を元にしています。
ご了承ください。
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