日本社会再考 海民と列島文化
律令国家は水田を基礎とした土地課税により国家を支えた。
海を国境とみなし、海上交通を無視した、陸路と農業中心の国家であった。
しかし10世紀以降、河川、海上交通を基本とした海民の活動が活発化してくる。
こうした歴史的背景がありながら、日本社会像は今日まで陸路、農業を中心にとらえられてきた。
本書は中世海民の活動をとらえ、日本社会像の修正を試みる網野史学の決定版である。
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