厳しいビッグバン時代を乗り越えるため、日本の銀行、保険各社は、より体力のある巨大合併への道を選んだ。<br />第一勧銀、富士、興銀の統合や住友とさくらの合併。<br />自動車をはじめとする製造業でも外資を含めた再編が進む。<br />アメリカの企業合併の分析から「IT革命」をはじめとする国際社会の変化を活写し、日本企業が勝ち残る条件を模索する。<br />