総括256ページ 「デパートを税金で救う国」の行く末(小学館文庫)
そごうが発した債権放棄要請に対して国が出した結論は公的資金、すなわち税金の投入だった。
「一私企業を救うためになぜ税金を使うのか!」という国民の声が一斉に上がり、そごうは民事再生法を選ばざるを得なくなった。
それでも結果的には、1230億円もの税金がそごうのために使われることとなる。
日本は大借金国家だ。
1999年度末の国の債務は約510兆円と、破綻状態にあるといってもいい。
それでも政府は財政再建を先送りにするばかり。
その先には国家滅亡のシナリオしか残されていない。
更新中です。しばらくお待ちください。