教科書から消えた名作(小学館文庫)
「ゆとり教育」がはじまって、「国語」の授業時間が史上最低となった。
そしその影響をもろにうけたのが教科書に掲載の「名作」であった。
漱石の『坊ちゃん』も鴎外の『高瀬舟』もほとんどの教科書から消えてしまったのだ。
文部省の「ゆとり」とは、内容を少なくして、効率よく学ばせたいというものだろうが、本当は逆である。
残すべきは精神の根幹ともいうべき国民的名作である。
名作が教科書から消えて、文化的損失は計り知れない。
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