東海道徒歩38日間ひとり旅(小学館文庫)
いつか、東京ぐらいへは自分の足で歩いていきたい――。
大阪在住の多忙な写真家が、ある夏の朝ふと思い立って出かけた現代版東下り。
仕事を中断してカメラ片手に「何かが変わるかもしれない」と大阪の平塚山から京都も名古屋もすっ飛ばし、千葉県の銚子までひたすら足任せの38日。
何度も「あほらし! もうやめや!」と呟きつつ、風通しの悪い世の中に怒る旅を文と写真で綴る五十代感覚的けじめ紀行。
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