脇役。<br />といっても、映画「マルタイの女」でも「ラヂオの時間」でも、いつのまにか主役より話題になり、注目を集めている俳優・西村雅彦。<br />脚本家であり、映画監督でもある仲間・三谷幸喜氏との出会い。<br />コンプレックスと夢がいりまじっていた若かりし頃の思い。<br />大恋愛の末に学んだ女性のことや、男である責任。<br />生きていくという現実への正直な感想など、現在の西村雅彦を作ったすべてのエッセンスが散りばめられたエッセイである。<br />