向田邦子のこころと仕事 父を恋ふる
昭和56年、飛行機事故で52歳の生涯を閉じた向田邦子は、300を越えるエッセイ、数多くのシナリオ作品群と約30の小説を残すが、その多くは家族を主題にしている。
それぞれに共通する特徴的な旋律は父へのオード(頌歌)であり、父への哀傷である。
本書は、その作品群を通して向田邦子の文学的土壌をさぐるとともに、彼女のもつ父への熱い凝視と‘父親観’を分析する文芸評論である。
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