地方自治、補助金制度に関する第一人者であるジャーナリストの村野まさよしが、自慢のドライビングテクニックを駆使して「日本縦断補助金ムダ遣いあばき」の旅に出た。<br />無料でパソコンを配った富山県山田村、リゾート開発が大失敗した青森県大鰐町、豪華老人福祉船をつくった岡山県笠岡市…。<br />そして一兆円近い費用を費やしている「道の駅」など、日本の財政を困窮させる地方公共団体の愚挙の数々がここに。<br />地方税を巡る知られざる大都市差別、地方優遇政策のからくりに迫り、地方交付税と補助金制度の問題に一石を投じる。<br />